トルコン太郎でボルボV70のATFを圧送交換
トルコン太郎を使用したボルボV70(285)のATF圧送交換の御用命を頂きました。お客様がこちらに引っ越される前の地域の整備工場さんで循環式によるATF交換歴がありますが、交換後の経過日数と走行距離等を考慮されてのご用命になります。
早速、現状を観るために交換前のATFの状態を観るためにV70からATFを抽出。交換歴があるので若干赤色感はあるものの結構汚れが目立つ状態です。
専用のアタッチメントを使用してV70とトルコン太郎を接続します。今回、使用するATFは日本のメーカーである「ジェーシーディプロダクツ」さんの【A.S.H. VFS AT&CVT(税込2178円/L】になります。オイル交換量を設定して圧送交換を始めます。
1回目の圧送交換の後、30分程循環クリーンングを行います。だいぶATFの透明度が上がってきました。クリーニング終了後2回目の圧送交換に入ります。クリーニングを含めた2回目の圧送交換完了後のATFは透明度が更に上がり綺麗になったので、ボルボV70とトルコン太郎を切り離します。元々赤色のATFだったところに黄色に近いATFを入れたので赤みが残ってしまいますが、透明度は後ろのトルコン太郎のパネルの文字が透けて見えるほど非常に高くなっています。
コンピュータ診断機を使用して油温を管理しながらATF油量調整を行います。調整後、試走をして漏れがないか各脱着部分の点検やリセットなどの作業を行ってトルコン太郎によるATF圧送交換作業は終了となります。
またATF交換だけでなく、エンジンオイル(使用オイルはUnilopal OPALJET 24S)交換やエアエレメント等の定期交換部品交換のご用命もいただいております。それらの各作業を行ってお仕事完了です。
この度はお仕事を頂き有難うございます。