トルコン太郎でボルボV40のATフルードを圧送交換
トルコン太郎を使用してボルボV40のATF圧送交換のお仕事をいただきました。
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このボルボV40に搭載されているトランスミッションはアイシン製TG -81SCになります。まずは現在のATの状態チェックするためにコンタミチェッカーでチェック。特に目立ったコンタミはなく問題はありませんので圧送交換作業に移ります。
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まずは油量調整用ドレンボルトとドレンボルトを取り外してATFを抜き取ります。抜き取りが終わったら各ドレンボルトのOリングを交換し、規定トルクでドレーボルトを締め付けて油量調整用ドレンボルトは油量調整の時にもう一度緩めるので手回しで締め付けます。今回使用するATFはJCD PRODUCTS社の『A.S.H VFS AT &CVT』となりました。専用のアタッチメントを使用してトルコン太郎をV40に接続します。ATFを抜き取ったので、新たなATFを充填して圧送交換のスタート。廃油モニターには黒味がかったATFが流れてきています。
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圧送交換を2回行い、クリーナーモニターのATFは新油に近い位の透明度になりましたので圧送交換は完了です。診断機を用いて油温管理をしながらATFの油量調整を行います。油温が規定温度内に達したら油量調整用のドレンボルを緩めて余剰分を排出。交換された綺麗なATFが排出されています。排出されるATFが滴下状態になったらドレンボルトを規定トルクで締め付けて調整完了です。
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最後の仕上げとしてD1ケミカル社の『SOD-1 PLUS』を添加します。添加前の準備として油量調整後に添加する量を抜き取っておき、『SOD-1 PLUS』をフィラープラグから充填します。充填が完了したらフィラープラグのOリングも交換して規定トルクで締め付けます。最後にテスト走行を行い、ATF漏れのチェックやフォルトコード有無の確認などの作業を行ってお仕事完了です。
この度はお仕事を頂きありがとうございます!また何かお困りごとが生じてしまった時にはお気軽にお問合せ下さい。