トルコン太郎でボルボV40のDCTフルードを圧送交換
DCT搭載のVOLVO V40のDCTフルード(DCTF)圧送交換のお仕事を頂きました。今まではボルボのDCTに対応したトルコン太郎と車両を接続するアタッチメントがありませんでしたが、現在アタッチメントがありますのでDCT搭載車でもトルコン太郎によるDCTF圧送交換が可能になりました。
トルコン太郎による圧送交換はDCTFをそこそろ使用するので、今回は洗い用に比較的安価であるSWAG社のDCTF(適合確認済み)とメイン交換用にFUCHS社のDCTFを使用しての作業になりました。
まずはDCTFのドレンアウト。走行距離の割にはDCTFは真っ黒ではありませんが、使用感のある色味になっております。
洗い用として使用するSWAG社のDCTFは5Lボトルですのでこちらをペール缶に移し替えてます。ドレンアウトが完了したら新油を抜けた分を車両側へ補充します。アタッチメントを車両側に取り付けてトルコン太郎を接続して圧送交換作業がスタート。DCTFの透明度が出てきたらクリーニングモードで少し長めに循環させて洗い用としての作業は完了となります。
次にメインのFUCHS社のDCTF(FFL-4)への交換作業を行います。交換作業が完了したらボルボのDCTFの油量調整は診断機を使って油温による調整となります。またドレンワッシャーやDCTFフィルターも新品に交換することはもちろんのこと、予防整備の意味合いも含めて万能添加剤SOD-1を忘れずに添加します。最後にアダプテーションの作業と試走後のDTCチェック等を行なってお仕事完了です。
オイルの比較の写真は油量調整の時に出てきたDCTFと交換前のドレンアウト時のDCTFになります。この車両のDCT内のDCTFはかなり綺麗な状態になりました。
この度はお仕事をいただき有難うございます。