2022-12-16
Autel MaxiSys909
最近の車両ではオイル交換時に診断機でアダプテーション作業が必要になったりと故障診断以外でも診断機の出番がかなり増えてきました。弊社もタブレット型診断機の追加が必要になり、Autel社のフラッグシップに位置する診断機『MaxiSys909(MS909)』を導入しました。
Autel社の診断機はMP808TSを使っているので、他社の診断機を中心に候補は複数ありました。コロナ禍で地元の展示会などが開かれない中、3月の第19回国際アフターマーケットEXPO2022などの数少ない展示会に赴いて各メーカーの方とお話をしたり、仲良くさせていただいている整備工場さんに相談したりしました。色々と考慮した結果、使い慣れている事・フラッグシップ機である事という理由でMS909の導入に至りました。MP808TSもまだまだ現役機として活躍してもらう予定です。
Autel社のフラッグシップ診断機はDS708ぶりなので開封の儀から実際に車両に接続して診断が完了するまでワクワク感が止まらなかったです(笑)
基本的な使い方は歴代のDS708・MP808TSと変わりませんがハードウエアとソフトウエア共に進化しています。ハード面ではオクタコアプロセッサ及びメモリ4GBを搭載しているので起動も車両との通信速度も速くて快適です。MS909のディスプレイ9.7インチと現在使用しているMP808と比べて大きくて見やすくなっております。ソフト面ではツリー表示のトポロジーマップを選択すると各モジュールの状態を色分けされ非常に視認性が高くなっております。
この診断機を使いこなせるようになって、自動車業界は大変革期の最中にあり、自動車の進化・変化にしっかりと対応できるよう日々精進していきたいと思っています。
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